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京都 4日目

真夏並みの猛暑の中、今日も一日中歩き回りました。
まずは東福寺。このお寺すごくよかった。イチオシです。

ここには作庭家、重森三玲が手がけた有名な方丈庭園があります。
それが目当てで尋ねたのですが、ほかにも見どころ満載のお寺でした。

そのあと、伏見稲荷大社へ。
千本鳥居をくぐって、三ツ辻まで登りました。
もっと上の方まで登りたかったのですが、この暑さとサンダルでは
到底登れないとあきらめて、3分の1くらいのところで折り返しました。

途中、喉がカラカラだったので、茶店でひやしあめを飲んだのですが
これが、しょうがの味が効いてて美味しかった~

帰りは祇園四条で下車して、錦市場によっておばんざいを買いました。
うぐいす豆の煮豆(塩味)、イワシの梅煮など数種類。
今晩のおかずです。

それにしても今日は疲れました。
明日はもう帰る日です。
なんか寂しいなあ~

■ 京都4日目 追記( 6/9 更新 ) ■

㊟ 今日の記事は長いので、忙しい方は暇な時にでも読んでくださいね。

昨日はなんと、ここ京都は36度あったそうです。
真夏日を越えて猛暑日だったんですね~、いやぁ、暑かったはずです。
今日も暑くなりそうです。

息子を送り出したあと、少し遅れて私たちも出発です。
今日は、東福寺から伏見稲荷大社へと回ります。

出町柳までバスに乗って、そこから京阪電鉄に乗り換え東福寺で下車。
駅からすぐの場所にあると思っていたのに、結構な道のりです。
お寺の境内に入ってからが、また長いんです。延々と歩きます。
敷地内は、なんと7万坪だそうです。広いはずです。

北門をくぐってしばらく行くと、趣きのある木の橋が見えてきました。
臥雲橋です。


■ 臥雲橋
140602.jpg

ここ東福寺には3つの橋が架かっていて、東福寺三名橋と呼ばれています。
臥雲橋はそのうちのひとつです。 あと二つは、通天橋、偃月 (えんげつ) 橋。
この橋を渡って、目指すは方丈、八相の庭へと向かいます。


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受付で拝観料400円を払い、先へと急ぎます。
八相の庭は作庭家、重森三玲が手がけた庭で、今回の旅行で一番訪れたかった場所です。
これから拝観出来ると思うと、わくわくします。


■ 方丈から通天橋を望む
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方丈から向こうに見えるのは、通天橋です。
通常の拝観コースは通天橋を渡り開山堂へと向かうのでしょうが、まずは八相の庭へ。
八相とは八相成道 (釈迦の生涯の八つの重要な出来事) のことで

「蓬莱」 「方丈」 「瀛洲」 「壺梁」 「八海」 「五山」 ・・・ 南庭
「井田市松」 ・・・ 西庭 ・ 北庭
「北斗七星」 ・・・ 東庭

と、四つの庭で表現されています。


■ 南庭
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ここ南庭は荒海に見立てた砂紋の中に蓬莱、方丈、瀛洲、壺梁の四仙島を
表現した石を配置。右方には五山が築山として表現されています。
手前に写っている、苔の山が五山のうちの二つです。八つの砂紋が八海を表します。


■ 北庭
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ここです! 私が一番来たかったのは。
どうですか、この幾何学的な市松模様のデザイン。斬新だと思いませんか。
彫刻家、イサム・ノグチはこの庭を 「モンドリアン風の新しい角度の庭」 と評したそうです。

ただ、残念だったのは、この猛暑で苔が茶色くなっていること。
これは枯れているのではなくて、保身のために苔が自ら葉を閉じているのだそうです。
昨日訪れた、重森三玲庭園は水やり管理をしていたので所どころ茶色にはなっていましたが
ここまでひどくはありませんでした。
ここは自然にまかせて、水やりはしないそうなのでこんな状態になっているのです。
受付案内人によると、雨が降れば直ちに青々と蘇るのだそうです。

「梅雨の雨がじゃんじゃん降る時に、是非またいらしてください。それはそれは美しいですよ」

との事でした。 また必ず来ます!


■ 通天台
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西庭へと続く途中に、通天台と呼ばれる舞台が設けられています。
眼下には 「洗玉澗 (せんぎょくかん)」 という渓谷を一望でき、
紅葉のころは沢山の人出で賑わうそうです。今の季節も新緑がきれいでしたよ。


■ 西庭
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サツキの刈込みと砂地とを葛石で方形に区切り、市松模様に図案化。
井の字に等分した古代中国の田制 「井田(せいでん)」 に因み、井田市松と呼ばれているそうです。
手前の苔は残念でしたが、ちょうどサツキの開花時期だったのでラッキーでした。


■ 東庭
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東司の柱石の余材を利用した七つの石柱で、雲文様の地割に北斗七星を構成しています。
別名、北斗の庭とも呼ばれています。
ごめんなさい、石柱が四つしか写ってませんが手前にちゃんと三つ配しています。
このアングルでは七つは撮れませんでした。


■ 通天橋から臥雲橋を望む
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実は、この写真の奥にに写っている橋のことで、夫と物議を醸しました (笑)

この通天橋を挟んで西に臥雲橋、東に偃月 (えんげつ) 橋が配置されています。
後で知ったのですが、偃月橋というのは日本百名橋に選ばれている由緒ある橋なのです。
ところが、私の頭の中には八相の庭のことしかなくて、前もって東福寺のことを
詳しく調べていませんでした。

訪れてみて、うわ~、すごいお寺!とは思ったものの、拝観の際に貰ったリーフレットも
ろくすっぽ見もせず、目につくところだけを通りいっぺんに見て帰ったのです。

で、肝心の偃月橋には行ってないんですよ。だから、もう悔しくって。
帰ってから調べてみると、すごく趣きのある橋なんです。
夫にそのことを話すと

「あ~、あったよ。ちゃんと三つ橋が架かっているのは見たよ。
でもあそこまでは行けないと思ってた」 ですって。

帰ってから写真を整理していて、この画像を見た時に
もしかしてここに写っているのは、偃月橋かもって思ったわけです。
だってそう思いたいじゃないですか (笑)
そこで、夫とひと悶着あって。

夫はそんな訳はない、これは臥雲橋だと言い張るんです。
偃月橋はこの位置からは、絶対にこんなふうには見えないと。
ネットで画像をいろいろ調べた結果、私の負けで、ここから見える橋はたぶん臥雲橋。

調べていくと勘違いしているものもいっぱいあって、この写真と同じ位置から撮った橋を
偃月橋と表示しているものもあるんですよね。
夫は、今すぐにでも確かめに行って、自分がいかに正しいかを証明したいようでした。
だから、次回また行きます ^ ^

脱線しましたね、先へ進まないといつまでたっても記事が終わらない ^^;


■ 開山堂へと続く回廊
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今の時期、もみじが青々としてすごく綺麗でした。
この回廊の脇に延々ともみじが植わっていて、目を楽しませてくれました。


■ 開山堂
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この写真は夫が撮影したものですが、コンパクトデジカメでは自分が思い描いたような
写真は撮れないと、嘆いていました。
でも、なかなかいいアングルだと思います。階段にしゃがみこんで下から見上げて
撮影したものです。


■ 開山堂前庭
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この開山堂の前庭にも市松模様が。
砂紋を描くのって波型や円形も難しいとは思うけど、この市松模様も大変そう。


■ 通天橋
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最後に、この通天橋を渡ります。
さっきまで修学旅行の生徒でごったがえしていました。
誰もいない、こんな深閑とした写真はそうたやすく撮れるものではありません。
貴重な一枚となりました。


■ 三門
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この三門もすごくきれいでしょう。実物はもっと圧倒されました。
南禅寺の三門と比べると、こちらの方が遥かに洗練されている気がします。

■ 三門越しに本堂を望む
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ここで東福寺をあとにして、伏見稲荷大社へと向かいます。
でも、暑いんですよね~。この猛暑の中、また同じ道をたどって駅まで歩く気力はありません。
体力温存のため、ここはタクシーを利用することにしました。

地図で見るより、はるかに近く、10分程度で伏見稲荷に着きました。
タクシー代も電車賃とそう大差はありませんでした。よかった ^ ^

お腹もすいたし、まずは食事。
稲荷神社とくれば、もうこれしかないでしょう ^ ^


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きつねうどんにいなり寿司。
お腹がペコペコだったので、美味しかった~
これで元気が出ました。


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お稲荷さんといえば、狐。
狐、大好きなんです。いっぱい写真に撮りました。少し紹介しますね。
左の狐がくわえているのは稲穂。右の狐は巻き物をくわえています。
逆光になるので、こんな角度からしか撮れませんでした。

さて、いよいよ千本鳥居に向かいます。
入口が左右に分かれて鳥居が立っています。
右の鳥居から入ることにします。


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今日は平日なので観光客が少ないと思いきや、なんのなんの修学旅行の生徒や
外国人であふれています。それもアジア系の人たちが大勢。
外国人が選ぶ、京都の観光スポットの第1位は、ここ伏見稲荷だそうです。
外国には類を見ない、この千本鳥居にみんな圧倒されるのでしょうね。
人波が途切れてからシャッターを押しました。


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その昔、もう40年くらい前のことです。今は亡き日本を代表するトップモデルだった
山口小夜子さんが、この千本鳥居を舞台に化粧品のCMに出演していたことがあります。
あの妖艶な美しさで、この朱が連なる鳥居の間をひらひらと舞いながら、見え隠れする姿は
まさしく幽玄の世界そのものでした。

そのCMを見てからずっと、いつかここに来てみたいなと思っていました。
願いが叶って嬉しく思います。
本当に、この中に居ると異質なものを感じます。
まるで森見登美彦の描く小説の中に、紛れ込んでしまったかのような。
誰も神隠しに合わないのが不思議なくらいです。


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ここで千本鳥居は終わりです。でもこの先まだまだ鳥居は続きます。
もう少し先まで行ってみましょう。



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ここにもお狐さんが。
左の狐は巻き物を、右は玉をくわえています。


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茶店でちょっと休憩。 なんか私、疲れ果てていますね ^^;
このショウガ入りのひやしあめ、最高に美味しかった。
私が今まで、旅先で美味しいと思った食べ物 (飲み物) の中で3本の指に入ります。

ちなみに1位は、20代のころ四国を旅した時に炎天下で食べたスイカ。
2位は、熊本人吉の川下りに行った時に食べた駅弁。
栗の形をした弁当箱に入っている、その名も栗弁。
これを超える駅弁はいまだかつて食べたことないなあ。

おっと、閑話休題、先へ進みます。


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奥の院にはこんな可愛い狐の絵馬が。
おもかる石の前には行列が。疲れていたので並びませんでした。
結局、三つ辻まで行ってそこから折り返しました。
本当は、頂上まで登りたかったのですが、この暑さと軽装では自信がありません。

参道にずらりと並んだ土産もの店で、キツネのお面を買いました。
鳥居をあとにして電車で戻ります。


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この京阪電鉄の伏見稲荷駅の柱は鳥居をイメージした作りになっています。
まだ時間があるので祇園四条で降りて、錦市場に行きました。
今晩のおかずになりそうなものを、いろいろと買いました。


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うわぁ~、どれも美味しそう。
塩味のうぐいす豆の甘煮、いわしの梅煮、塩金時豆、ゆばゴボウのきんぴら、じゃこご飯を
買いました。


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ずっと歩きづめだったので、ここいらでひとやすみ。
森見登美彦の 「京都ぐるぐる案内」 に載っている喫茶店 「スマート珈琲」でお茶にしました。
場所は寺町三条にあり、この少し先に書画用品の老舗 「鳩居堂」 があります。


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ホットコーヒーのおかげで、また少し元気が出ました。


河原町三条からバスに乗ってようやく帰宅。
ふう~っ、暑い中、今日も一日よく歩きました。もう一歩も動けません。


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晩ごはんは、私だけ買ってきたおばんざいですませました。
せっかくみんなで一緒に食べようと思ったのに、息子は学食、夫は近くにあるラーメン屋さんへ。
もうなんで~、こんなに美味しいのに。
期待していたうぐいす豆は、私がこの前炊いたもののほうが美味しかったかな ^ ^
でも久しぶりに家で食べる、お惣菜は美味しかったです。

今日も長々と書きましたが、ここまで読んで下さったみなさま、お疲れさまでした。
明日はいよいよラストです。もう一日お付き合いくださいね。
では、また明日。

プロフィール

やまねこ拝

Author:やまねこ拝


おうちで過ごす時間が大好きな主婦です
何気ない日々の暮らしを綴ります

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