本日2本目の記事です。


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今日も義父の通院の付き添いでした。
でも今日は義母が用事で居なかったので私一人。
点滴の待ち時間が1時間半くらいあるので、時間つぶしに
本を持って行きました。

これは息子がお正月に帰省した時に持って帰った小説です。
新幹線の中で読むために買ったそうで、新刊です。
こうやって帰省のたびに本が増殖していく (笑)

まだ半分も読んではいないのですが、数頁読んだだけで
森見ワールドに、ぐいぐい引き込まれ、あっという間に待ち時間が
過ぎました。

私は世の若い熱狂的なモリミーファンとはちょっと違って、
『きつねのはなし』『宵山万華鏡』系の作品が好きなので、これは楽しめます。

続きは寝る前に少しずつ読むことにしましょう。
でも、布団に入った途端に寝てしまうからなあ、日中に読めるといいんだけど。

明日は通院がないので、朝からのんびり出来る、あな嬉しや^^

ごめんなさい、今日のこの記事、長いです。
お暇な時にでも、どうぞ。

とと姉ちゃん、終わりましたね。
なんか寂しくなりました。

とと姉ちゃんのモデルになった、大橋鎮子と花森安治が創刊した「暮しの手帖」は
若かりしころの私のバイブルでした。
会社に勤め始めて、初めて自分の給料で買った雑誌が「暮しの手帖」でした。
かれこれ40年も前のことです。

発売日には会社から一目散に書店に向かい、家に帰り着くまで待てずに
帰りのバスの中で、わくわくしながら目を通したものでした。

私が愛読し始めてから、4年くらい経った頃に花森安治が亡くなったので
花森さんの描いた表紙絵は26冊だけしかありませんが並べてみました。


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2世紀28号(1974年1、2月号)~39号(1975年11、12月号)


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2世紀40号(1976年1、2月号)~51号(1977年11、12月号)


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2世紀52号(1978年1、2月号) 53号(1978年3、4月号)



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これは↑その中でも私が特に好きな表紙です。


花森安治の熱烈なファンだったので、亡くなった時は購読をやめようかと思いました。
が、しかし、その後25年近くもずっと購読を続けたのでした。
バックナンバーをご覧に入れましょう。


■ 2世紀 28号~62号
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■ 2世紀 63号~100号
161002 (26)

■ 3世紀 1号~35号
161002 (25)

■ 3世紀 36号~70号
161002 (24)

■ 3世紀 71号~100号 別冊ご馳走の手帖
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表紙を開くと最初に飛び込んでくるのが花森安治のこの言葉。
創刊号から、今もずっと変わらずに載っています。


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これは花森さんが亡くなった直後の編集後記。
鎮子さんが書かれたこの文章を読んで私も涙が止まらなかったことを覚えています。
そして読み終わったあと茫然自失としていました。
これから「暮しの手帖」はどうなるんだろうって。


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ドラマでも再現されていましたね。


3世紀までは毎号欠かさずに購読していましたが、ボロボロになるまで
隅から隅まで読んでいたのは2世紀まででした。
3世紀に入るとマンネリ化していたし、惰性で買っていたようなものです。
4世紀に入ってからはデザインも内容も一新されたので、買ったり買わなかったり。

今でも時々取り出して見るのはやっぱり2世紀なんですね。
そんな時に役に立つのが、この索引なんです。↓

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これは当時、希望者だけに配布されたものだったので
暮しの手帖社から送ってもらったと記憶しています。
経年変化で日焼けしてボロボロになっていますが。

この索引で引くと、見たい記事が何号に掲載されているのかが
瞬時にわかります。


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こうやって索引をみるだけでも楽しめます。
でも私が持っているバックナンバーは2世紀すべてではないので
検索していて、あっこの記事読みたいな、この料理作りたいなと思っても
叶わなくて悔しい思いをします。
そういうのが2世紀前期に集中しているんですよ。


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これはドラマでもおなじみの商品テストと買物案内。
私もこの商品テストの結果を見て、商品を購入していたひとりです。


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随筆も極上のものばかりでした。
大村しげ「京暮し」、沢村貞子「私の浅草」
増田れい子、増井和子のエッセイも好きでした。


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暮しの手帖が私の料理学校でした。
日本料理は吉兆の湯木貞一。


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西洋料理は大阪ロイヤルホテルの常原久弥。
どれをとっても超一流の料理人に直接指南してもらっているような
そんな気分でした。

そうそう、暮しの手帖の企画で「常原久弥の料理を味わう会」
という食事会にも出かけたことがあります。

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探したら、その時のメニューが出てきました。
メニューには昭和56年5月となっています。
友人とふたりでディナーのあと、大阪ロイヤルホテルに1泊して。
ああ、楽しかったなあ。
あんなに美味しい料理を頂いたのは初めてでした。
常原さんが最後に席をまわって、給仕されるんですよ。
なんの変哲もないグリーンサラダでさえ、びっくりするほど美味しかった。
いい思い出です。


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これは鎮子さんのエッセイ。
ドラマでも紹介されていましたね。
このタイトルの字が大好きでした、この字は花森さんではなくて
鎮子さんがお書きになっていらしたんですね。
エッセイも、読むたびになんて素敵なオシャレな暮しぶりなんだろうって。


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単行本になってすぐに買ったのに本棚のどこを探しても
見当たりません。
なので、裏表紙の広告写真を。


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「スポック博士の育児書」なんてのもありましたね。
友人の出産祝いに贈りました。
その甲斐あってか、すばらしいお嬢さんに成長しました^^
もうじきママになるけど、この育児書、親子二代でどうかしら。
今は昔と違って、いちいち育て方が違うから役に立たないかもね。


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自分用に「スポック博士の育児書」は買わなかったけど、
この矢野健太郎著「お母さまのさんすう」は買いました。
これも連載されている時に横目で見ていて、私もいつか母親になったら
これで子供に算数を教えてやるんだとずっと思っていました。

ずいぶん遅くなってからですが、私も”お母さま”になったので(笑)
早速単行本を買いました。
で、息子に教えてやろうと意気込んだまではよかったのですが
ページを開くや否や、パタンと閉じる有り様。
1、2年生くらいまではなんとか行けても、その先はもう無理 ^^;

でも、教えてやろうと努力はしたんですよ。


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たとえば、これは1年生に教える繰り下がりのある引き算なんだけど
私は息子には減加法というやり方で教えたかったんですね。
自分でも買物をするときなんか、気がつくとこの減加法でやってるので
こういう計算方法もあるって教えたかったんです。

でも、ここで横やりが入ったんですね。
夫がそんなのダメだ、って突っぱねるわけです。
私も夫もたぶん減々法で教わったと思うけど、社会に出てからは
特にお釣りをもらう時なんか、減加法で計算した方が早いので
いつの間にかそっちになってるんですね。

パラパラとページをめくったあと、とにかくダメだと夫に一蹴されて。

カチンときたけど、引きさがりました。
どっちにせよ高学年になるともうチンプンカンプンで理解不能だったし。
いや、3年生くらいでもあやしい (笑)

これを読んで、すんなり教えられる母親ってどれくらいいるんだろう。
息子よ、さんすうがわからない、お母さまでごめんよぅ^^;

実はこれには後日談があるんです。
息子が大学の休みで帰省している時にたまたまこの本を見つけて、
興味深そうに読んでいたんですね。
そして読み終えて、なかなか面白かったって、減加法にもピクンときたらしく
こっちで習いたかったなって。

ほら、ほーらねっ!

誰に似たのか息子は算数だけはめっぽう強く、中学生になった頃には
父親を遥かに超え、教えを乞うても答えに窮する夫に向かって

「もう、役に立たん!」

と、即座に言い放ったのでした (笑)


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息子曰く、

「ていねいに、わかりやすく書いてあるって言うけど
こんな難しい問題、教えるの、うちのお母さま(笑)には、まず無理だよね」


この「お母さまのさんすう」は別にして、音楽、映画、本の紹介、等々
あらゆる面で私の暮しに役に立ちました。
いまの私を形作っているのは「暮しの手帖」に担うところが大きいと思っています。

2016.02.12 借りた本
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予約していた本が入ったとの連絡があったので図書館に行ってきました。
一番右端の本はタイトルに惹きつけられて。
ノンフィクション作家のほうは、同じシリーズの本を何年か前に読んで
すごく怖かったので、性懲りもなく (笑)

夜、寝る前に読むと怖いだろうな。
ま、ぼちぼち読むことにします。

付記
今週もお弁当を作らなかったので、金曜日ですが ”今週のお弁当” はありません。

読書週間って、よく耳にするけど期間はいつから、いつまでか知ってましたか。
知らないので調べてみました。
秋の読書週間は10月27日(水)~11月9日(月) 
文化の日をはさんで2週間だそうです。

その読書週間を意識したわけではありませんが、私も1冊読みました。


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息子が京都の大学に入ったのをきっかけに、上洛することが多くなり
京都という文字を目にすると、素通りできなくなりました。

書店でこのセンセーショナルなタイトルと帯を目にした途端、
こんな煽りたてるような書き方をして、これが買わずにおらりょうか (笑)
で、即刻買い求めました。
これ以上、書物を増やしたくないので、日頃は図書館で借りて
すませているというのに、すぐに読みたいばっかりに散財してしまいました。

著者は京都生まれの京都育ちであるのに、京都ぎらい。
この本の中は著者の恨みつらみで溢れています。

ひとくちに京都といっても、洛中と洛外ではまったく異なっており
洛中に住む人にとって、洛外は京都とは言わないんだそうです。

著者は嵯峨(洛外)生まれで、現在は宇治(洛外)に住んでおり
洛中の人々からは京都人として認めてもらえず、卑屈になった著者は
自らを京都人とは決して言わないそうです。

この本ではその洛外者が今まで浴びせられた、屈辱的な言葉の数々を取り上げ
いかに鬱屈した日々を送ってきたかが綿々と綴られています。

中でも、著者が学生時代に町家で有名な杉本家を訪れた際、当主とのやり取りで、
「君、どこの子や」と尋ねられ、「嵯峨から来ました」と答えると懐かしいと言われ
「昔、あのあたりにいるお百姓さんが、うちへよう肥を汲みにきてくれたんや」
というくだりは、読んでいてハラハラしました。
えっ、実名まであげて、こんなことまで書いていいのと。
でも全編を通じて面白く、部外者の私は久しぶりに呵々大笑。

それ以外にも、京都の歴史や知らないことも沢山書いてあるので興味深く読みました。
いけずな京都、でもやっぱり京都は魅力的な町だと思います。

同じように2年前に読んだ本 ↓
も、たいそう面白かったので、読み返しました。


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読んでいて、いちいち、「うん、うん」と頷いている自分に気がつき、私も年をとったなあと。
息子と話していて、

「今どき、そんな言葉は使わないよ、死語だよ」

と指摘されることが多いのですが、そんな時この本を読むと元気が出ます^^
含蓄のある言葉なんて、最近とんと耳にしませんね。
って、こう書くと

「そもそも含蓄なんていう言葉自体が死語」

って言われそうですが ^^;

2015.06.28 借りた本
図書館で借りた本です。

最近、篠田桃紅さんに傾倒しております。

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2冊を重ねると、背表紙がこんなふうになります。
オシャレです。

「紅」と「風」
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「花」と「空」
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「夕拾」と「墨うら」
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書や絵画はもちろんのこと、この中に収められているエッセイがすごくよかった。
それもそのはず、 随筆集『墨いろ』で日本エッセイストクラブ賞を受賞されていたのですね。
「103歳になってわかったこと 」はベストセラーになっていますよね。
図書館でも人気が高いので、予約待ちです。

NHKで放送された 「墨に導かれ 墨に惑わされ~美術家・篠田桃紅 102歳~」を拝見して
百歳を超えても、なお矍鑠(かくしゃく)としているお姿には感服いたしました。
桃紅さんについては、また改めて記事を書きたいと思っています。


こんな本も借りました。

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絵手紙ならぬ、絵封筒です。
趣向を凝らした封筒ばかりで、こんな封筒で手紙を貰ったら嬉しいですよね。
こんなの私も作ってみたいなあ、と思わせる一冊でした。

ほかにも小説を

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これは今日読み終えました。
死者が復生するという荒唐無稽な話なのですが、SFやファンタジーとは
違ってリアルな内容です。
長編小説なので、途中で投げ出しそうになりました。
この作者のものでは、昨年の夏に読んだ 短編集 『透明な迷宮』 の方が
楽しめました。
人生観や死生観などを示唆する小説はしんどいですね。
この歳になると、もっと軽いものが疲れなくていいなと思います。

荒唐無稽な話で思い出したのですが、これも昨年の夏に読んだ小説で


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こちらは主人公である主婦と、屋根の修理を頼んでいる職人「屋根屋」が
互いの夢の中で逢瀬を重ね旅をするという、現実では到底考えられないような
お話なのですが、これは面白かったです。
書かれている文体なんかも好き嫌いがあるので、読みやすさという点では
こちらの方が断然よかったです。

最近の作家では川上未映子さんのものが好きです。
文体もですが、感性が好きなのかもしれません。
赤ちゃんが生まれてから忙しくされているのか、次回作を楽しみにしています。

2015.06.02 借りた本
ここ北部九州では今日梅雨入りしました。
そんな雨の中、図書館に行って本を借りてきました。


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図書館に入った途端、ゆるーくだけど冷気が・・・
一般の人たちにとっては心地よい冷房も、私にとっては拷問。
あ~またいやな季節がやってきたなあと思った瞬間でした。
一度に借りられる冊数は5冊までなので、今回も5冊借りました。

縫い縫いのモチベーションを上げるためにソーイングの本を2冊


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片付けの本は内容で選んだ訳ではなくて、著者名で引っかかったもので (笑)
洋子さん、お二人の共著は雑誌の書評欄で。
ひざの痛みは必要に迫られて。

今日は衣更えをするつもりが、終日うだうだと過ごしただけでした。

2015.05.25 読んだ本
タイトルは読んだ本となっていますが、どれもまだ読み終わっていません。
図書館から借りた本で、明後日が返却日になっています。


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それにしても、こうやって並べてみるといかに節操がないかよくわかりますね。
借りた本を読まなきゃと思いながら、ついついお手軽なテレビを観たりしてます。
明後日までに頑張って読んでしまわないと ^^;

マカロン作ろうと思って、士気を高めるために借りました。
ま、明日から頑張ります (笑)

2015.05.08 読んだ本
本日2本目の記事です。
GW中は図書館で借りて来た本を、暇を見つけては読んでいました。


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ターシャ・テューダーのこの本は、前にも借りて読んだことがあるのですが
ターシャ、大好きなので、また借りてきました。


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世界各国のガーデナー垂涎のターシャの家と庭。



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私は人に憧れを抱いたりするタイプではないのですが、ターシャだけは別です。
ターシャのすべてに憧れます。


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ただのメモでさえ、作品になっています。
この玉ねぎでさえも (笑)


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これはターシャがクリスマスツリーに吊るすジンジャーブレッド(クッキー)に
アイシングをしたもの。
どんな精密に作られた、カラフルなアイシングクッキーも
このフクロウには及びません、なんて素晴らしいんでしょう。


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人形もターシャの手づくりです。
この人形の胴体の中には、心臓、肺、肝臓なんかもちゃんと入ってるんですって。


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赤いマント、ああ、なんて素敵なんでしょう。
これもきっとターシャのお手製だと思います。
こんな赤いマントが似合うおばあさんなんて、どこを探してもいませんよ。


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なんて素敵なショット!


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もう、たまりませんね。


以前、NHKのBSでターシャ特集がありましたが、その時に録画したビデオ3部作は
私の宝物です。
折りにふれては再生して楽しんでいます。
ああ、ターシャのような暮しが出来たら、どんなにいいでしょう。


ターシャの本のほかにも、絵本作家のアトリエが紹介されていいる本を
何冊か借りました。
アトリエなんか見るの好きなんです。

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きちんと整理整頓されたアトリエから、カオス状態の部屋まで
パラパラとめくるだけでも十分楽しめました。
私が好きな絵本作家、林明子、赤羽末吉、梶山俊夫、瀬川康男、かこさとし、長新太 etc...
このアトリエから、あの素晴らしい作品が生まれたんだなあと、興味深く読みました。


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絵本と言えば、先日郵便局の窓口で ”ぐりとぐら” の記念切手を見つけました。
ムーミンの記念切手も発売中でした。
ミーが好きなのに、買ったのはどういう訳か、ぐりとぐら (笑)


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眺めているだけで楽しくなります。
でも、貼って出さないと意味がありませんよね。

2015.04.25 漫画にひたる
また居眠りしていて日付けを跨いでしまいました。
現在の時刻 深夜 1:50 ですが、日記なので日付けは前日のままにしておきます。
なんでこうも眠いのか、こたつに入って(なんと、まだこたつを片付けてない!)横になり
TVを見ていると、ものの5分も経たずに寝てしまって。
しかも今日は夫がめずらしく飲みに出かけて不在なので、起こしてくれる人もおらず
結局こんな時間の更新になってしまいました。

今日は冬物を洗濯してしまい込んだり、片づけものをしたりで一日が過ぎました。
若い頃と違って、なんでもさっさと片付けられなくて、掃除するにも時間がかかるし
困ったもんです。

本棚を整理していてふと懐かしい漫画が目に入り、読み始めるとついつい一冊丸ごと
読んでしまったりで結局仕事になりませんでした。
で、夢中になって読みふけったのがこれです。↓


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杉浦向日子、大好きなんです。
亡くなる前に出演していらしたNHKの 『お江戸でござる』 はいつも見ていました。
『合葬』は今秋映画が公開されるそうですね、グレーテルのかまどのヘンゼル役の
瀬戸康史が主役のひとりらしいです。
幕末を背景に「彰義隊」の一員である名もない末端の若者たちを主人公にした
物語なのですが、これがまたなんと表現していいのか。
あの時代の若者の捉え方というか、う~ん、上手いなあ、としか言いようがありません。
「彰義隊」や、その時代のことに詳しい友人がいるのですが
彼女だったら、どういう感想を持つのかなあ、と思いを馳せながら再読しました。

当時、こんな若い女性が、なんでこんなに江戸のことに詳しいんだろうと
感心したものです。
もっと長生きして、もっともっと描いてほしかったなと残念でなりません。
葛飾北斎とその娘・お栄が主人公の 『百日紅』 もアニメ化されるそうですね。
そう言えば 『百日紅』 もどこかにあるはずと探しましたが見当たらず
もしやと思い息子の本棚を探すと、ありました ^^
これをまた読み返すと、なにも出来なくなるので、しばらくおあずけです (笑)


覚書
つるばらのバレリーナ、蕾がいっぱい出来ています。
が、目を凝らしてよく見るとアブラムシがビッシリ!
あわてて殺虫剤を噴霧しました。
ついでにスイートアリッサムにも噴霧。
昨年、黒いおぞましい芋虫(ナノクロムシ)が大発生し
花が全滅したので今年は予防策として早めに噴霧しました。
ベニカXファインスプレーという殺菌、殺虫剤なのですが、大丈夫かな~
2014.04.09 読んだ本
図書館から、予約していた本が入荷したとの連絡があったので早速行って来ました。

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『Advanced Style - ニューヨークで見つけた上級者のおしゃれスナップ』

この写真集の被写体は世間一般に老女と呼ばれる60~100歳台。
好きなものを自由に着こなす本当に自由気ままでオシャレな老女たち。
アメリカで大絶賛を浴びた写真集なんだそうです。


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こうやって見ると、ファッション性が高いですよね。


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これはいかにも私が好みそうなスタイル。
かといって、同じように出来るかと言われると難しい。


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この人は多分若いころからパンク系で走って来た人だと思う。
だって板についているもの。バアさんになって急に思い立って出来る格好じゃない。


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この人はきっとバリバリのキャリアウーマンだったんじゃないかな。
カモフラ柄をこんなふうにさりげなく着こなせるってステキ。


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う~ん、この人にいたっては訳がわからない (笑)
いくらファッションだからと言って、このサングラスはないんじゃないかな。
第一、果たしてこれで見えるのか?


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このルースさんは100歳なんだそうです。
毎週ピラティスやウェイトリフティング、ストレッチを欠かさず
万全の体型を保っているのだとか。
コーディネイトも完璧でないと家の外には出ないらしく

「だって、郵便受けに行くまでに誰に会うかわからないじゃない」

なんだそうです。

手に持っているダンベルもピンク! 流石におしゃれさんは違うなあ。


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見て! この箒のようなつけまつげ!!
圧倒されて言葉が出ません (笑)


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この写真集には上級者と呼ぶよりは金満家、ゲテモノ、悪趣味といったほうが
ぴったりくるのでは、と思われるスタイルが数多くあります。
もちろんこの本のタイトル通りオシャレなスナップも沢山あります。

この写真集は女性は何歳になっても、いや歳をとってこそ自由気ままにオシャレを
楽しんでいいのだということを気づかせてくれた一冊でした。
なかなか面白い写真集でした。


今日は午後から義母が家にやってきて、我が家の色とりどりの花壇を前にして
闘争心むき出しで (笑)

「ウチも来年は同じ花を植えるっ! あんたがたには負けられん!」

と言い置いて帰って行きました^^;

身近な所にも、別の意味での上級者がいました。
完敗です (笑)

2014.02.14 本屋さんで
今日は久しぶりに本屋さんを覗いてみました。
最近は書店そのものが減り、私の住む町でもほんの数軒しかありません。
ネットで居ながらにして買える便利な世の中になっても
この先、本屋さんだけはなくならないで欲しいなと切に思います。

その本屋さんで懐かしい絵本を見つけました。
タイトルは 「どんぐりと山猫」
そうです、宮沢賢治の童話です。


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私は若いころ宮沢賢治に心酔していた時期があり、
そのころ彼のふるさとである岩手県花巻市を旅行したことがあります。
賢治の生活の拠点となった羅須地人(らすちじん)協会をこの目で見ておきたかったのです。

その当時は、宮沢賢治について書いてある、詳しいガイドブックなどは全くなくて
地元に住んでいる、通りすがりのおばさんたちにその場所を尋ねても

「はぁ~、ら・す・ち・じ・ん。初めて聞ぐねぇ、それは一体何のことだっぺ」

という返事が返ってくるばかりでした。
やっと探し当てて、辿りついた時の嬉しさといったら。
そうそう、羅須地人協会の建物の壁に黒板が打ちつけてあり

「下ノ畑ニ居リマス 賢治」

という文言が白墨で書かれています。
それを読んだ時、賢治が今まさに下の畑を耕しに出ているかのような錯覚に囚われ
畑に下りれば賢治と会えるのではと、わくわくした覚えがあります。

その時、その黒板の横で記念写真を撮ったのですが
同行した友人のひと言で、そんな淡い想いも木っ端みじんに打ち砕かれたのでした。

「その白墨で書かれた字、宮沢賢治自身が書いた文字じゃないのに」

「・・・」

今ではずっと、花巻農業高校の生徒によって上書きがなされているようです。

話がそれました。
どんぐりと山猫でしたね。

私がこの童話を読んだのは20歳くらいでした。
絵本ではなくて、文庫本だったと思います。
もちろん挿絵などないので、登場人物などは自分なりに勝手に思い描いたにすぎません。

なので、この田島征三の絵をみてぶっ飛びました。
あの 「ふるやのもり」 の衝撃的な挿絵の作者なので、さもありなんと納得はしましたが。

この童話は、下記のような書き出しで始まります。


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この童話のあらすじは

裁判長の山猫から、一郎へ裁判の審判員になってめんどうな裁判を
解決して欲しいとの依頼のハガキが届くのです。

おれが、わたしが一番といって譲らない、どんぐりたちの裁判を
一郎はものの見事に数分のうちに解決します。

「このなかで、いちばんえらくなくて、ばかで、めちゃくちゃで
てんでなっていなくて、あたまのつぶれたようなやつが、いちばんえらいのだ」 と。

金子みすずの 「みんな違って、みんないい」 と相通じるものがありますが
そんな教訓めいたことはともかく

わたしはこの中に登場する陣羽織を着た威張った山猫が好きなんです。
その山猫からハガキが届くなんて、なんて素敵なんでしょう。

私が一番しびれたのが、やまねこ拝というサインです。

もうおわかりですね、私のブログのタイトルとハンドルネームの由来は
ここから来たものです。

最近なぜ、「やまねこ」 なの? と尋ねられることが多いので
ちょうどいい機会なので記してみました。

2014.02.07 水仙月の四日
旅行の疲れが出たのか、なにもする気になれず
昨日、今日と日がなボーっとして過ごしました。
旅行の記事を書こうと思うのですが、なかなかテンションが上がりません。

年々、日にちが過ぎるのが早く感じるのですが
今年はとくに早いように思います。
立春も過ぎて今日はもう2月7日。ほんと早いです。

そんな中、友人が自宅の庭に咲いている水仙を摘んできてくれました。
部屋中に、水仙のほのかな香りがただよっています。


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我が家の水仙は昨年植え替えたので、今年はほとんど花がつきませんでした。
だからこうやって室内で楽しめるのは、すごく嬉しいなと思います。

水仙で思い出すのは、宮沢賢治の 「水仙月の四日」 という童話です。
水仙月 (すいせんづき) という月は賢治の創作した月のことで、
たぶん水仙が咲き始める月のことを、そう呼ぶのだろうと思います。
私の中では水仙月の四日は2月4日で、立春だとずっと思っています。

この童話は 「注文の多い料理店」 の中に収められている一編なのですが
私が持っているのは、赤い毛布(けっと)にくるまった女の子が表紙の
赤羽末吉の絵本で、大好きな絵本のひとつです。


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久しぶりに読み返してみましたが、
いつのまにか幻想的な世界に引き込まれてしまいました。

折しも今日は絵本と同じように雪がぱらついています。
残念なことに、水仙月の四日ならぬ七日ではありますが。
宮沢賢治、何度読んでもすてきです。

2014.01.19 たま虫を見る
『 たま虫を見る 』

タイトルを書いて、う~ん、カテゴリーで悩みました。
実はこれ、2年前のセンター試験で出題された国語の問題のひとつで
井伏鱒二の掌編なんです。

今朝、朝刊を開くとセンター試験の問題と解答がズラリ。

そうかあ、そう言えばお隣のお嬢さんも土日がセンター試験だと言ってたなあ。
雨や雪が降らなくてよかったなあ。

私にとってセンター試験の問題というのは、息子が受験する時まで
新聞の広告欄と同じで、パラパラと跨いで通り過ぎる程度のものでした。

ところが一昨年は違ったんです。
息子がどんな問題で苦しんでいるんだろうと、今まで見向きもしなかった紙面を
食い入るように見ました。

でも国語以外はちんぷんかんぷん。
同じ国語でも古文、漢文は私にとっては外国語と同じ。
そこで少しは理解できそうな、現代国語だけ解いてみようと思ったのです。

そこで表題の、たま虫を見るを読むことになったのです。

それがねえ、実におもしろいんですよ。
問題なんてそっちのけで熟読してしまいました。
全文掲載だったのも嬉しかったですね。


「おそらく私ほど幾度も悲しいときにだけ、たま虫を見たことのある人はあるまいと思う。」

という書き出しで始まるこの小説は、昭和の初めに書かれた作品なのですが
当時の雰囲気がよく出ており、さながら昭和初期の映画を観ているような気分でした。

内容を要約すると、主人公が少年期、学生時代、青年期を経て現在に至るまで
なぜか不幸なことが起こる度に、自分の傍らにはいつも玉虫がいるといった話です。

中でも際立ったのが、大学時代に付き合っていた彼女とのやりとりで

「きっと、お手紙下されば、私はほんとに幸福ですわ・・・空があんなに青く晴れているんですもの。」

ほら、小津安二郎の世界でしょ。

この彼女とのデートの時、主人公のレインコートの胸に玉虫がとまるんです。

私のつたない文章ではよく伝わらないと思うので、少し長くなりますが書きうつしますね。


彼女は日常は極めて快活であったが、恋愛を語ろうとする時だけは、
少なからず通俗的でまた感傷的であった。
そして物事をすべて厳密に約束する癖があった。

「明日は午後二時三十分にあそこで待ってますわ。」

「僕らは三時まで学校があります。」

「では、三時三十分頃、そしてきっとお待ちしていますわ。」

私は決心して彼女の肩の上に手を置いた。
そのとき、急にはその名前を思い出せないほどの美しい一ぴきの昆虫が、
私のレインコートの胸にとまっていたのである。
彼女はすばやく指先でその昆虫をはじき落としてしまったので、
私は周章(あわ)てて叫んだ。

「たま虫ですよ!」

しかし最早たま虫はその羽根を撃ちくだかれて、腹を見せながら死んでいた。
私はそれを拾いとろうとしたが、彼女はそれよりも早く草履でふみにじった。

「このレインコートの色ね。」

そして彼女は私の胸に視線をうつしたのであるが、私は彼女の肩に再び手を置く
機会を失ってしまった。
私達はお互いに暫く黙っていた後で、私は言った。

「あなたはこのレインコートの色は嫌いだったのですね!」

「あら、ちっともそんなことはありませんわ。たま虫って美しい虫ですもの。」

「でも、あなたはそれをふみつぶしちゃいました。」

「だってあなたの胸のところに虫がついていたんですもの。」

私達はお互いに深い吐息をついたり、相手をとがめるような瞳をむけあったりしたのである。



どうですか、問題そっちのけで読みすすむ気持ちがわかるでしょう。
全文紹介できなくて残念です。
当時、センター試験が終わったあとで、息子にこのことを話すと

「うん、面白かったよね。あれは最悪の彼女だったね。でも過去問を解いていると
面白い小説いっぱい出てくるよ。それで読んでみたいなと思った作家も何人かいるよ。」

ふ~ん、そうなのかあ。
私もこの後、井伏鱒二の 『 山椒魚 』 を読み返しました。
受験生には申し訳ないけど、この時以来センター試験の問題楽しみにしているんです。

今年は岡本かの子の 『 快走 』 という小説が出題されていました。
もちろん、熟読しました。面白かったです。今年もレトロな世界に誘ってもらいました。
そして私も一緒に、「おほほほ」 と笑いました^^

岡本かの子は、岡本太郎の母親で昭和初期に活躍した小説家、歌人です。
これは青空文庫にも載っています。興味のある方はどうぞ ⇒ こちら

でも、こんな面白い小説を問題にするのはどうなのかなあ。
小説って解釈の仕方がそれぞれ違うと思うし、小説に解答を求めるのは無理があると思う。
以前、佐藤愛子氏がエッセイでこんなことを書いていました。

孫の桃子ちゃんが大学受験の際、過去問を持ってきて

「おばあちゃんの文章が出題されている、答えてみて。」

答えるもなにも、言わんとする問題の意味さえ理解できない。自分なりに解答すると。

「え~、おばあちゃん、違ってるよ、ここはAではなくてCが正解。」

「おばあちゃんは、そんな気持でここを表現したんじゃないっ!」

「でも、不正解は不正解! おばあちゃんしっかりしてよ。」


そういう内容のことを書いていて、嘆いていらっしゃいました。
ほんと、何をか言わんやです。

受験生のみなさん、理不尽な問題でも堪えて頑張ってくださいね。
応援してますよ^^
2013.10.14 読んだ本
アマゾンで予約していたコミック本が届いたので
2冊立て続けに読みました。

131014 (1)

百鬼夜行抄(22) 今 市子 著

もう22巻になるんですねぇ。
第1話が雑誌「ネムキ」に掲載されたのが1995年なので
作品がスタートしてから20年近くになります。

マンガ友達に「なんか面白いマンガなぁい?」
と紹介してもらったのが始まりで
だから私が読み始めたのはかなり遅かったのですが
それでもかれこれ10年近くになります。

この漫画は家族3人で読んでいます。
それぞれマンガの好みが違うのですが
このシリーズだけは3人で奪いあって読んでいます^^

このところずっと難解なストーリーだったので
なかなかついてゆけず、脳細胞が破壊されていくような
気分になり、何度も読み返してそれでも理解出来ず
夫と息子に解説を求めたりしてました。

でも今回はわかりやすく、サクサクと読めたのでよかったです。
年に1回しか発行されないので発売日を心待ちにしていました。
やっぱり面白いです。

紹介してくれたHiiragiさんありがとうね^^


131014 (2)

毎日かあさん(10) わんこギャル編  西原理恵子 著

これも永く続きますねぇ。
がんちゃんとぴよ美ちゃんも大きくなりました。
ちっちゃかった二人がもう高校生と中学生ですよ。
うちの息子も大きくなるはずだなぁ、と感慨深く読みました。

相変わらずのハチャメチャぶり、期待を裏切りませんね (笑)
ぽん美さん(わんこ)が家族の一員になり
さらにサイバラ一家物語の幅が広がって面白かったです。
サイバラってホントに人間味あふれた、あったかい人だなあと
これを読んでみて、つくづくそう思います。
この「毎日かあさん」も家族で読むまんがの定番になっています。

このマンガのことも、別の友人が(共に、サイバラのファン)

「サイバラリエコ、新聞連載始めたよ。うちがとってる毎日でね。」

と教えてもらって知りました。
毎日新聞はとってないのでリアルタイムで読むことは出来ないのですが
時々こちらを覗いています。

今日は重いのと軽く読めるのとで、ベストセレクトでした^^

2013.09.26 読んだ本
少し秋らしくなりましたね。
とはいっても、日中はまだまだ汗ばむくらいに暑いですけど。

読書の秋というわけでもないのですが、昨日は終日、本ばかり読んで過ごしました。
ていうか、図書館から借りている本が、気がつくと返却日をとうに過ぎていて焦りました。
で、大車輪で昨日すべて読み終えました。


130926 (3)


雑誌「ゆうゆう」に掲載されていた老兵シリーズ(?)の第3弾、最新刊です。
この本では 3.11以降のことが書かれています。
愛子先生が震災をどういうふうに受け止めたのか、とても興味深く読みました。

今年90歳になられるそうで、ご本人は衰えたとおしゃっていますが、
なんの、なんの、相変わらずの”愛子節”炸裂です。

娘さんの響子さん、お孫さんの桃子ちゃんとのやりとりも、相変わらず面白く
思わず声をあげて大笑いした場面がいくつもありました。

人はみないい加減に消えた方がよい。
私はそう思う。人間はやがて消えるように出来ているのだから。
神様はそうお造りになったのだから。
さようなら、皆さん。
かくて老兵は消えます。

本書はそう締めくくって終わっています。

そうはおっしゃらずに、まだまだ書き続けてほしいと思います。


130926 (2)


二冊目はおしゃれに関する本です。
自分でもそうなんですが、歳をとるとどうしてもくすんだ色を好んで着るようになるんですよね。
そして、なおさら老けてみえるようになる。結局、悪循環なんですね。

若かったころはモノトーンが似合っていたのに、歳をとると似合わない。
デコルテを強調した胸元の開いた服が貧相にみえてイタい。

でも、歳を重ねたからこそ出来るおしゃれってあるんだと、この本は教えてくれます。

同じピンクでも、くすんだピンクじゃなくて、はっと人目を引くピンク!
歳をとればとるほど、つくづくおしゃれって大事なんだなと気づかされます。

この本の中で、著者が小林麻美さんに出会ったというくだりがあります。

結婚して引退され、今は60代だろうか。あるとき、青山のカフェで偶然、
小林さんに遭遇した。
白い絹のボウブラウスに、若いころから愛用していたシャネルの、黒に白い縁取りの入った
ロングカーディガン、そして白のしっかりしたミディアム丈のフレアースカートをはき
白っぽいウエスタンブーツを組み合わせていた。

小林麻美さん、うわぁ、懐かしいですねえ。大好きなモデルさんでした。
すごく洗練されていて、何を着てもさまになって、カッコよくて。
確か、田辺エージェンシーの社長の奥さんになったんですよね。
スパイダースのリーダーだった、あの田辺昭知さんです。

秋が深くなったら、私もおしゃれして、どこかへ出かけようっと。


130926 (1)


最後はちょっと重いのですが、医療関係の本。
この本の著者である近藤医師の持論はこうです。がんには治るがん(がんもどき)と
本物のがんがあり、本物のがんになったら闘わずに生活の向上を最優先し
死を受け入れるのが得策だと説いています。

本物のがんなら幹細胞が生まれた瞬間に「移転して最後は宿主(患者)の命を奪う」性質を
備えていて、どんなに最新機器で「早期発見」しても、とっくに転移したあとです。
見つかったがんを急いで切除したり、抗ガン剤でたたいたりするメリットは何もありません。
あわてないで最善の策を練ってください。

ほかにも

余命3カ月だと診断する医者は信用してはならない。

がんは初期に発見すれば治るというのは、がんもどきであって本物のがんではない。

本物のがんは、見つかった時点でいくら手術をしようが、抗ガン剤治療をしようが
ほぼ治らない。

がんもどきは手術や治療をしなくても進行はさほど早くないし、小さくなったり、
消滅することもある。

がん検診を受けて初期のがん(がんもどき)だとわかって手術して、よくなっても
更に生活に悪影響が出ることがある。

がん検診を受けなければ(がんと知らなければ)手術や治療などせずにすみ
もしかしたらもっと長生き出来たかもしれない。

がん検診は百害あって一利なし。

などなど、断定的な強い語調で言い切っています。


う~ん、なんとも言えません。
そう言われればそうかなぁ、とも思えるし。
ネットで調べてみると賛否両論で、なにが正しいのかはっきりしません。
こういう考え方もあるのかなと、あまり振り回されずに、単なる読み物として
とらえたほうがいいのかもしれません。

でもこの本は、検診を受けたくない私の格好の理由づけとなりました。

市から届いた無料がん検診の案内をみて、受けたくないなあ、どうしようかなあと
悩んでいた矢先に読んだので、これは受けなくてもいいよ、という神の啓示(←大げさ)
なのではないかと。

て、思いっきり振り回されているじゃん。(笑)